メンテナンス業者の選び方
地元に近いor全国ネットワークという選択どちらが正しい?
太陽光発電のメンテナンスで大切なのは業者選びです。最近はメンテナンスを専門でおこなう業者も続々とでてきているので、どの業者にメンテナンスを依頼すればいいのか迷うことも多いかと思います。
一般的には全国ネットワークの企業か、地元業者のどちらかという選択になると思います。
全国ネットワークといっても実際は下請け業者が作業をおこなう
『全国対応!』といった形でメンテナンスを全国47都道府県で受け付けている業者があります。ただ、こういった企業も、自社の支店を持ってメンテナンスをおこなっている企業はほとんどありません。センターで受け付けて、下請けの業者を現場に派遣するという営業形態になります。
もちろん、この形が悪いわけではありません。どちらかといえばこういったビジネスモデルでメンテナンス保守点検サービスを提供しているのが一般的です。マニュアルを作成して、チェック項目を埋めていく形でメンテナンスをおこなうので、大きなミスがありません。価格も妥当な値段で提供されていることが多いです。ただし、これはあくまでも太陽光発電のメンテナンスをしっかりと理解している企業がおこなっている場合です。
太陽光のメンテナンス=儲かるといったイメージから新規参入してくる企業も少なくありません。そういった企業は技術の蓄積やノウハウもありませんから、いいかげんなメンテナンスになってしまいがちです。
安心してメンテナンスを任せるためには、実績が多く、経験豊富な業者に仕事を依頼するようにしましょう。
地元の業者は技術・機材がしっかりしているか?倒産の危険性はないか?を確認しよう
全国ネットワークに加盟していなくても、地元を中心にメンテナンスをおこなっている業者も存在します。こういった業者は、地域の家庭に太陽光発電を工事して、その家のメンテナンスも任されている場合が多いです。自社の顧客を中心にメンテナンスをおこなっている形です。
何かあっても地元であれば安心ですし、設置してくれた業者であれば信頼感もあります。
こういった地元系業者で気をつけたいポイントは、技術力、保有機材、倒産の危険性です。技術力に関しては地元で長く営業している業者であれば問題は少ないでしょう。また点検用の機材に関しても、最近では安価でしっかりとした機材がでているので、こちらも問題は少ないでしょう。
一番怖いのは倒産の危険性です。どんなに技術が高くて最新の機材を使用していても、倒産してしまっては何もできません。当サイトにも『メンテナンスを依頼していた業者が潰れてしまって、どうすればいいのか分からない』といったご相談が寄せられることがあります。
けっきょく全国系の企業と地元系企業どっちがいい?
全国系の企業は地元系企業に比べると価格が安い傾向にあります。保守点検の内容もある程度均一化されていますが、下請け業者に任せる形をとっているので、技術面での心配があります。
地元系の業者は、太陽光の設置事例が多い業者であれば技術力にも問題はないでしょう。新規業者には注意が必要ですが、一番のリスクは倒産です。
どちらにもメリット・デメリットがあります。価格で選ぶのか?技術で選ぶのか?信頼性で選ぶのか?どこにポイントを置くかで選択は変わってきます。業者の選び方に不安のある方は、是非ソーラーセーブにご相談ください。