メンテナンスを依頼していた業者が倒産してしまいました。。。
太陽光系業者の倒産が増えている?
お客様からのお問い合わせで増えているのが『業者が倒産してメンテナンスをしてくれるところがなくなった』というご相談です。
訪問販売系の業者で設置した場合や、地元の企業で設置した方に多いケースのようです。大手販売業者の倒産の事例もありますが。。。
太陽光発電はバブルとも言われていたほど急成長してきた市場ですから、今後も倒産によるメンテナンス難民は増える傾向になることが予想されます。
どこにメンテナンスしてもらえばいいの?
他のところに依頼したのはいいけど、そこも倒産してしまったらどうしよう?といった不安を抱えられている方も多いことでしょう。
メンテナンスは安定的に太陽光発電システムを使用するために必要なものなのですが、業者の倒産も心配しなければならないのは何だか複雑な気分になってしまいますね。
また、メンテナンスを依頼していた業者が倒産してしまった場合、また新たな業者にメンテナンス費用を支払わなければならなくなってしまうのも、イヤなところですよね。
ソーラーセーブなら無駄な出費の心配なし!
ソーラーセーブに登録しているメンテナンス業者は厳しい審査基準をクリアーした優良企業のみです。万が一倒産してしまった場合も、別の業者をご紹介する形でご対応させていただきます。
メンテナンスを依頼していていた業者が倒産してお困り方、倒産リスクが低いメンテナンス業者をお探しの方は、是非ソーラーセーブをご活用ください。
パネルの鎮火後に再出火の可能性も!メンテナンス業者はしっかり選ぼう
東京消防庁 太陽光発電設備に係る防火安全対策の検討結果より
太陽光パネルから出火することはパネルが火事の原因に!メンテナンスで火災を防ぐ!で詳しく書いていますが、火が消えたあとに再出火してしまう可能性があることが、東京消防庁の公表した『太陽光発電設備に係る防火安全対策の検討結果より』わかりました。
太陽光パネルは構造上、日射を受けて発電します。パネルから出火して鎮火したあとでも、発電が再開されると放電によって再出火する可能性があります。
鎮火後に安全を確保するためにも、きちんとした保守をおこなうことを推奨しています。
パネル洗浄で発電量(売電額)は上がりますか?
普通の汚れは雨で洗い流されます
ほこりなどの細かい汚れは雨で洗い流されますが、時間の経過とともに落ちない汚れもでてきます。
汚れをそのままにしておくと、固まってしまって発電できない箇所がでてくることもあります。ある程度の年数が経ったパネルは洗浄した方がよいでしょう。
どうしてメンテナンスフリーではないの?
発電量の確保にはメンテナンスが大切です
太陽光発電を購入するときに営業マンから『太陽光発電システムはメンテナンスフリーなので、設置してから手間がかかりませんよ』と言った案内を受けた方も多いことでしょう。インターネット上でもそういった記事を見かけることがよくありますね。
しかし実際にはメンテナンスは非常に重要です。メーカーも定期点検を推奨しています。
『一回つけてしまえば放っておいても大丈夫』と言うのは少し大げさですね。
ただ全部がウソかといえばそうでもありません。既に長期間設置している方で、『今まで何もしてこなかったけど何の問題もない』といった方も多くいらっしゃいます。
住宅用でも太陽光パネル自動清掃装置は使えますか?
使えなくはないが、コストと見合うかが問題
メガソーラーなどの大規模な発電システムの場合、人件費がかかるので自動清掃装置を使ってのモジュール洗浄など、メンテナンスの自動化が進んでいます。
太陽光パネル自動清掃装置などの機器は、メガソーラー向けに開発された商品のため価格もそれなりのものになります。技術的に住宅用に導入することは可能ですが、メンテナンスコストの削減という観点で考えると現時点では割に合わないと考えるのが妥当です。
住宅用・小規模産業用は自動化にならない?
技術開発が進み、価格が下がってくれば将来的に自動化となる可能性はありますが、すぐにというのはなかなか難しいでしょう。
自分でメンテナンスしてはいけないのですか?
日常点検は自分でも行えますが、詳細な点検は専門の業者に任せるのが安全
一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が保守点検ガイドラインを公表しているので、簡単な内容の点検は自分でも行えます。
設置者が簡単に太陽光発電システムを点検するためのガイドライン
発電量のチェックなど、日常的に行えるものは自分で行うとよいですが、定期的な点検は専門の業者に任せましょう。
特に発電システムに関わる、パネル、パワコン部分は電気が通っているので、誤った方法で取り扱うと急な発電量の低下を招いたり、下手をすると大きな事故にもつながりかねません。
メンテナンス費用を抑えたいために自分で点検をしたい気持ちも分かりますが、経験を持った業者に点検してもらうのがベストです。
メンテナンスにはどのくらいの時間がかかりますか?
太陽光発電 メンテナンスにかかる時間
設置容量によっても異なりますが、
標準的な5kw程度の点検だと1~2時間程度で作業が完了します。
標準的なメンテナンス内容に必要な時間
作業前のご挨拶:5分
モジュール点検:15分
パワコン確認:10分
接続箱:10分
モニタ:10分
架台・ケーブル接続:10分
作業報告:5分
昇圧器など、他の機器がある場合などは、多少時間が前後しますが、異常がなければ1~2時間ほどで全てのメンテナンス作業が終了します。
住宅用太陽光発電にメンテナンスが必要なのか?
住宅用の太陽光発電のように規模が小さいものでも、全くメンテナンスが必要ないのかと言われるとそうではありません。日常の汚れ等はある程度で風や雨で流されるのでそこまで心配ないですが、落ちない汚れもあります。
平均的な都市部での太陽光パネルの汚れによる出力低下は5%以下と言われています。たった5%程度と思われるかもしれませんが、長期間で考えると損失も大きくなります。1、2ヶ月に1回という訳でありませんが1年1回程度、定期的な点検やモジュール洗浄を行なったほうがいいでしょう。
産業用太陽発電ではどうなのか?
規模が大きい産業用太陽発電システムは、住宅用よりも点検やモジュール洗浄の頻度を上げる必要があります。5%以下の出力低下でも規模が大きい分、損失が大きくなるからです。
単純に定期的にモジュール洗浄や点検を行なったほうがメリットが高くなると考えられます。買取期間が定められていますので、その期間にいかに効率よく収益をあげることができるかが重要になります。
故障や発電量の低下は、一番の懸念材料になりますので、対処をしっかりすることでより効率よく発電事業行なうことができます。
メンテナンス会社を選ぶには
メンテナンス会社にすべて任せることはせずに、自分で出来ることは自分でやることで費用を抑えましょう。電気系統の不具合や屋根に設置したモジュール洗浄等はご自分でするのは難しいですが、野立ての太陽光発電であれば、ご自分で洗浄することもできます。
発電を効率よくするためには、メンテナンスはかかせません。メンテナンス会社を選ぶ際は、料金や保証面を重視して、どこまで対応してくれるのかを確認しておきましょう。
太陽光発電は定期的な点検や掃除、メンテナンスは必要なの?
基本的にはメンテナンスフリーだが、普段から発電量のチェックは必要です。
パネルの多少の汚れは雨で洗い流されます。ただ、鳥のフンや、長期間の使用でついた汚れなどで徐々に発電量が低下することも考えられるので。定期点検は必要です。
パネルの洗浄は専門的な機材を使っておこないます。素人でもある程度はキレイになるかもしれませんが、メンテナンス専門の業者に任せるのが安心です。屋根に登っての作業になるため、架台のサビや緩み、配線の状況等もあわせてチェックしてもらえます。
故障かな?まずは保証やアフターサービスの内容を確認しよう!
どこまでが保証の範囲か確認しておきましょう。
太陽光発電システムの保証は、パネル、パワコン、架台などの機器のシステム保証と、雨漏りや屋根の破損などは施工保証(工事補償)の二つの保証があります。
システム保証はメーカーの保証です。
システム保証はメーカーの保証で、パネルが10年~25年、周辺機器が1年~15年の期間で保証されているのが一般的です。保証内容・保証期間はメーカーによって異なります。
パネルは初期不良や、経年劣化によって出力保証の数値を下回ったときに保証の対象となります。修理となるか交換になるかは症状によって異なります。
パワコンや架台などの機器は10年保証です。不具合が起こった時に対応してもらう形になります。モニタは一年の保証となっていることが多いですね。
機器の故障についても、どこまでが保証の範囲となっているかはメーカーによって異なりますが、ふつうに使用して壊れたのであれば、問題なく対応してくれます。