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設置者が簡単に太陽光発電システムを点検するためのガイドライン

住宅用太陽光発電システムを対象とした「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」

法律ではありせんが、一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が10kW未満の住宅用太陽光発電システムを対象とした、「太陽光発電システム保守点検ガイドライン【住宅用】」を公開しています。

今後メンテナンスを受ける方は、どのような項目がガイドラインに掲載されているか参考にしてみましょう。

パネル、パワコン、架台それぞれに細かい項目が設けられていますが、ここでは一般の方が簡単に太陽光発電システムをチェックできるよう、日常的に点検できる項目をご案内しています。

<日常点検>

・設置者が地上で目視、聴音により、毎月1回程度、または悪天候(雨、風、雪、雹、落雷など)後や震災時の後に点検を行うことを推奨する。

・日常点検の結果、異常があると思われる場合、メーカーまたは、施工業者に相談し、詳細な点検を行うことを推奨する。
詳細な点検は、JPEA認定PV施工技術者(仮称)の資格保有者、またはPVシステムメーカーの施工ID保有者が行う

点検箇所・部位点検項目点検要領
太陽電池アレイ架台目視・モジュール表面の
 汚れ、キズ、破損
・表面に汚れ、キズ、破損がないこと
・モジュールフレームの
 破損、変形
・フレームに破損、著しい変形がないこと
・架台の腐食、サビ・架台に腐食、サビがないこと
・ケーブルの破損・外被部分に損傷がないこと
・屋根葺材の破損・屋根葺材が破損していないこと、隙間やズレがなく収まって
 いること
・配電線管(PF管など)の破損・配線ケーブルを納める配管にキズ、腐食などがないこと
接続箱目視・外箱の腐食、破損・腐食、破損がないこと
・配線ケーブルの
 損傷、端子の緩み
・配線に異常がないこと
パワー
コンディショナー
目視・外箱の腐食、破損・腐食、破損がないこと
・接地線の損傷、端子の緩み・接地線に異常がないこと
・ネジの緩みがないこと
・自立運転機能・自立運転切り替え後、表示モニターで自立運転切替えの
 確認を行う
・通気確認・通気孔を塞いでいないこと、指触による異常熱のないこと
・天面、地面、側面距離が十分保たれていること
・運転時の
 異常音、振動、異臭の有無
・運転時に異常音、異常振動、異臭がないこと
・表示部動作確認・表示状況、発電状況に異常がないこと

出典:JPEA 太陽光発電システム保守・点検ガイドライン【住宅用】

JPEAのガイドラインでは

設置者が地上で目視、聴音により、毎月1回程度、または悪天候(雨、風、雪、雹、落雷など)後や震災 時の後に点検を行うことを推奨する。

『設置者が地上で』と書かれてあるように、屋根に登って点検を行うことは非常に危険です。見える範囲で点検するようにしましょう。

定期的に点検していれば異常を見つけやすくなるので、早期対応が可能になります。『おかしいな?』と思ったところがあれば、すぐにメーカー、施工業者に連絡して詳しく調べてもらいましょう。

資格を持った技術者が専門の機器を持ってきて詳細な点検を行ってくれます。

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