自分でメンテナンスしてはいけないのですか?
日常点検は自分でも行えますが、詳細な点検は専門の業者に任せるのが安全
一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が保守点検ガイドラインを公表しているので、簡単な内容の点検は自分でも行えます。
設置者が簡単に太陽光発電システムを点検するためのガイドライン
発電量のチェックなど、日常的に行えるものは自分で行うとよいですが、定期的な点検は専門の業者に任せましょう。
特に発電システムに関わる、パネル、パワコン部分は電気が通っているので、誤った方法で取り扱うと急な発電量の低下を招いたり、下手をすると大きな事故にもつながりかねません。
メンテナンス費用を抑えたいために自分で点検をしたい気持ちも分かりますが、経験を持った業者に点検してもらうのがベストです。
メーカー施工ID、電気工事士など、資格を持った技術者に任せよう
定期点検は電気系統や配線ケーブルなども詳しく調べるため、素人がおこなうと非常に危険です。
メーカーによってはメーカー施工IDを持った有資格者の点検を推奨していることもあります。最近では太陽光発電協会(JPEA)が認証するPV施工技術者など太陽光発電専門の資格もあります。
太陽光発電のメンテナンスに関しては明確な規定がないため、【資格=安全】とは言い切れない部分はありますが、施工ID保有者やPV施工技術者は施工経験がある技術者ですから、太陽光発電の知識も豊富です。
資格を持った技術者にメンテナンスを任せるのが安全です。