パネルの鎮火後に再出火の可能性も!メンテナンス業者はしっかり選ぼう
東京消防庁 太陽光発電設備に係る防火安全対策の検討結果より
太陽光パネルから出火することはパネルが火事の原因に!メンテナンスで火災を防ぐ!で詳しく書いていますが、火が消えたあとに再出火してしまう可能性があることが、東京消防庁の公表した『太陽光発電設備に係る防火安全対策の検討結果より』わかりました。
太陽光パネルは構造上、日射を受けて発電します。パネルから出火して鎮火したあとでも、発電が再開されると放電によって再出火する可能性があります。
鎮火後に安全を確保するためにも、きちんとした保守をおこなうことを推奨しています。
鎮火後の再出火防止対策
太陽光発電機器が焼損又は水損等のダメージを受けている場合には、鎮火した後に、発電が再開されると、ダメージ部からの再出火や接触による感電が危惧される。そのため建物関係者は、火災鎮火後、専門的な技術者による早急な点検や応急措置等を受ける必要がある。
また、火災後の発電停止、点検及び応急措置等については、定まった対策が整備されていないため、安価かつ安全に発電停止や点検等ができる方法又は専用器具
の開発等、再出火防止に資する対策も望まれる。住宅等以外の防火対象物については、電気主任技術者又は契約している保守事業者等による、火災後早い段階での駆けつけ対応が想定される。しかし、個人の所有者等が多い住宅等については、休日・夜間における対応、適切な技術者の選定、経済的な負担等の要因により、迅速かつ適切な対応をとることが難しい。
火災後に住宅等の居住者の安全を確保するためにも、休日・夜間の対応が可能な事業者等をホームページ等で紹介するなど、罹災した住宅等の関係者を迅速に支援する仕組みを作ることが望まれる
出典:東京消防庁 太陽光発電設備に係る防火安全対策の検討結果より
万が一のために緊急対応してくれるメンテナンス業者と契約しましょう
火事は消防の方々が消してくれますが、再出火の危険性があることはまだまだ知られていません。ほとんどのメンテナンス事業者は休日・夜間の対応を行っていない現状があります。また、こういったイレギュラーな事例にたいしては料金面でも不安があります。
ソーラーセーブでは、お客様に安心していただけるメンテナンス体制を整えています。太陽光発電の保守・点検についてはお気軽にお問い合わせください。