太陽光発電アドバイザー
太陽光発電アドバイザーとは
太陽光発電アドバイザーは日本住宅性能検査協会が認定する民間資格です。
平成24年の10月8日に最初に試験が行われ、平成26年5月現在、4回の試験が行われています。試験はマークシートで行われ、問題数は50問のマークシート形式による4肢択一式。全国7都市(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡)で試験が行われます。
資格取得にかかる費用
受験料として8,800円、合格後の登録手数料として13,000円がかかります。登録の有効期間は5年間。5年毎に更新が必要となります。
難易度が高いわけではありませんが、何も勉強しないと受かることは難しいです。公式テストなどの購入費用が別途かかることも認識しておきてましょう。
太陽光発電アドバイザーの試験日程・合格者数・試験概要・結果
申込者数 | 合格者数 | 合格基準点 | 試験日 | |
---|---|---|---|---|
第1回 | 2,186名 | 1,014名 (合格率:46.39%) | 50点満点中33点 (平均点:31.8点) | 平成24年10月8日 |
第2回 | 1,885名 | 931名 (合格率:49.39%) | 50点満点中31点 | 平成25年5月12日 |
第3回 | 1301名 | 676名 (合格率:51.96%) | 50点満点中35点 | 平成25年11月4日 |
第4回 | 平成26年5月11日 |
【 参考 】 太陽光発電アドバイザーについて
太陽光発電アドバイザーは、特定非営利活動法人 日本住宅性能検査協会が認定する民間資格です。環境問題やエネルギーの自給率向上・地産地消の解決策として再生可能エネルギーが注目されるなか、太陽光発 電は高い注目を浴び、急速に普及しつつあります。しかし、その一方で、知識不足による様々なトラブルも確実に増加しており、各消費者団体に寄 せられる相談の中でも太陽光発電システムに関するものが増えてきています。太陽光発電システムは、購入・設置・運用の各段階において、経済 的・技術的な問題から、法律・行政上の問題など様々な要素が複雑に絡んでいます。太陽光発電アドバイザー試験は、そうした太陽光発電システム の導入に関して生じうる諸問題について、消費者の相談に応えることのできる専門的知識を有することを客観的に認定する制度です。太陽光発電ア ドバイザーは、主に一般住宅用太陽光発電システムの導入に際して、その専門的知識をもって消費者に対して適切な助言を行い、安心して太陽発電 システムを導入できるよう、また、導入後のトラブルを円滑に解決できるよう、これを支援します。
どんな人が受験しているの?
公式サイトのデータによると、営業職種の方が多く受験されているようです。
太陽光発電はトラブルも増加しており、専門的な知識を人材が不足しています。消費者が安心して太陽光発電システムを設置できる仕組み作りが急務になっています。
太陽光発電アドバイザーに合格すると
合格すると太陽光発電協会から合格証書と認定証が発行され、太陽光発電アドバイザー専用のページからセミナー情報や最新の太陽光発電情報を閲覧することができます。
また、太陽光発電アドバイザーのいるお店として、会社を紹介してもらうことが可能です。
太陽光発電アドバイザーの資格を持ってない人にメンテナンスしてもらっていいの?
太陽光発電アドバイザーは民間の資格です。こちらの資格を持っていないからといって、メンテナンスの腕に問題があるわけではありません。
住宅用のメンテナンス資格としてはPV施工技術者や、電気工事士の方が大切です。産業用の場合は規模によって電気主任技術者も必要になります。
資格はもちろん重要ですが、メンテナンスは信頼と実績が重要です。経験が豊富で安心できる業者に任せるようにしましょう。