シャープの太陽光発電システム保守メンテナンス
シャープの太陽光発電システム保守メンテナンス
シャープの住宅用・産業用太陽光発電システムの保守・メンテナンスは、主にシャープエンジニアリング株式会社が担当しています。
シャープ独自の資格制度「ソーラーテクニカルマイスター 」が中心となって保守・メンテナンスを実施しています。ソーラーテクニカルマイスターは、特別な教育・訓練の研修を受けた施工者です。
全国の提携企業とも作業をおこなっています。
シャープのメンテナンスQ&A
シャープ公式サイトからメンテナンスに関する質問を抜粋してご紹介しています。
Q6.清掃の必要はありますか?
A.通常汚れは風雨で洗い流されますので、清掃の必要はありませんが、激しい汚れがついた時はご購入いただいた販売店にご相談下さい。
Q7.日常のメンテナンスは?
A.日常のメンテナンスは特に必要はありません。電力モニタをご確認いただき、きちんと発電ができていれば問題ありません。
Q8.定期点検は必要ですか?
A.太陽光発電システム設置後「Webモニタリングサービス」にご加入頂ければ、シャープ独自の「Webモニタリングサービス」により、常に運転状況を監視し、太陽光発電システムに異常が認められれば弊社よりご連絡差し上げますので定期点検は必要ありません。
※「Webモニタリングサービス」のご加入には、申し込みが必要です。出典:シャープ
シャープのWebモニタリングサービス
シャープでは、インターネットを通じて太陽光発電システムの運転状況を見守る「Webモニタリングサービス」でユーザーのシステムの運転状況を確認しています。2014年2月18日のニュースリリースでは累計加入数が4万件を突破したことがアナウンスされています。
Webモニタリングサービスの特長
専用担当者がシステムを毎日見守る
定期診断を毎月行い、お客様にお知らせ
万一の不具合も、すぐに発見・すぐに対応
15年/10年保証で、修理・交換すべて無料
Webモニタリングサービスはシャープの太陽光発電システムを購入した方が対象で申し込みが必要です。10年保証(無償)または、15年保証(有償)への加入が条件となります。
専用の測定器でパワーコンディショナー・モジュールをチェック
シャープの保守メンテナンスでは、専用の測定器でパネルの出力、セル表面の温度測定をおこないます。
PV測定:太陽光パネルの出力を測定します
太陽電池(たいようでんち、Photo Voltaic、略称PV)モジュールを系統毎にきめ細かく計測します。
測定値と放物線にノイズが出ていないかを確認いたします。グラフの例のように綺麗に放物線が出ていれば正常です。
IR測定:セル表面の温度測定
赤外分光法(せきがいぶんこうほう、infrared spectroscopy、 略称IR)太陽電池モジュールを赤外線サーモグラフィで測定。セルに異常が無いか確認いたします。
右上の写真のように太陽電池モジュールの測定温度が均一であれば正常です。不具合が有る場合は、セルの測定温度に差が生じます。