パネルが火事の原因に!メンテナンスで火災を防ぐ!
消防庁が『太陽光発電システム火災と消防活動における安全対策』を公開
太陽光発電の普及は急速に進んでいますが、その裏で火事や事故が起こっていることはあまり知られていません。平成26年の3月には消防庁が『太陽光発電システム火災と消防活動における安全対策』を公開して、注意を促しています。
資料では、太陽光発電システムからの出火事例や、消防士が感電する事故も報告されています。
太陽光発電システムは電力機器です。パネル、パワコン、接続箱などの電力機器やそれらを接続するケーブル・コード類が設置されています。家の中にある電化製品と同じように、火災の原因となる可能性があります。
また、太陽光パネルは出火した場合も、太陽の光があれば発電し続けるので、感電の危険性、放電による再出火の可能性も指摘されています。
出典:消防研究技術資料83号・消防研究センター
火災が起こる原因・事例
出火・火災が起こる要因
- 経年劣化、初期不良、取り付け不良による出火
- パネルと屋根の間に落ち葉や枝などが溜まっていた。鳥が巣を作っていた
- 鳥などの小動物がケーブルをかじった
- 配線端部の絶縁不良による出火
- 配線がモジュール架台等の金属部に触れたことによる放電
工事期間中に起こったケースや、出火の直接的な原因が太陽光発電システムでない場合もありますが、人為的ミスやメンテナンスをきちんと行っていれば防げる火災も少なくありません。
太陽光発電システムで火事を起こさないためには定期的なメンテナンスが重要です。安心して売電をおこなうためにも、太陽光発電の保守・点検についてはお気軽にソーラーセーブまでお問い合わせください。